国会でも,働き方改革が叫ばれ,法改正を試みようとしていますが,
働き方というか,労働をどう管理するのかというのはとても難しいなと常に感じます。
そもそも,労働を人生のすべてだ,プライベートもすべて仕事でベストを尽くすためにつかんだ!
と言うような人から,
労働はあくまで必要なお金を稼ぐための手段に過ぎない,とか
なるべく楽して,できれば労働せずに稼ぎたい
と言うような人もいます。
あるいは,家庭に居場所がなく,友人や趣味もないため,休日に暇つぶしに事務所に来ている人もいます。
そのような違いの中で,一律に労働を管理するというのは,
仕事の能力のさも相まって,非常に難しいと思います。
これに加えて,人事評価制度をどうするか,給料は?賞与は?と考えると,非常に複雑な問題ともなります。
弁護士や社会保険労務士,あるいは人事コンサルタントというのは,
このあたりを現状の法規制の枠内で解決・改善するアドバイスも行います。
あるいは,未払い残業代の争いや解雇の争いなども弁護士はご相談に乗らせていただきます。
もちろん,多くの人が気持ちよく働けるような社会にするために,
国会議員などにもがんばってもらいたいですが,
実際にそれを運用すること,
そしてなにより,一人一人の働き方への自覚が重要ですね。